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実家を相続したのですが、遠方に住んでおりなかなか掃除ができません。

特に庭の草木については、帰るたびに悩まされています。


相続した不動産を売却する際、「売却前にきれいに掃除をしなければ」と分かっていながらも、なかなか手が進まない、または物理的に掃除が困難な状況にある方は少なくありません。

忙しいお仕事や家庭の事情、体調面の問題、遠方に住んでいるなど、理由はさまざまです。

そんな状況で「掃除ができていない自分が悪い」と思い込む必要はありません。

現実的で無理のない解決策があるからです。


本記事では、清掃に関するお悩みを抱える売主様に向けて、具体的な対策をご提案いたします。

なぜ売却前の清掃が重要なのか


不動産売却において清掃が重要視される理由を、まずは整理してみましょう。


第一印象が与える影響

内見時の第一印象は、購入検討者の判断に大きく影響します。

清潔感のある物件は、購入希望者に良い印象を与え、契約成立の可能性を高めます。

一方で、汚れが目立つ物件は、購入を検討していた方でも敬遠する要因となる可能性があります。


売却価格への影響

売却価格自体にも影響はないといわれています。

しかし、ハウスクリーニングをしておけば購入希望者が内覧に来た際の印象は断然よくなるでしょう。

きれいな部屋が契約を後押ししてくれるかもしれませんとされており、直接的な価格への影響よりも、売却のスムーズさに関わる要素として捉えることができます

掃除ができない理由を理解する


売却前の清掃ができない理由は人それぞれです。以下のような状況は決して珍しいことではありません。


よくある理由

  • 仕事や家庭の都合で時間が取れない
  • 体調面の問題で体力的に困難
  • 相続物件が遠方にあり頻繁に通えない
  • 親族間の調整が必要で一人では判断できない
  • 長年の汚れで何から手をつけていいか分からない

これらの理由は、どれも現実的で理解できるものです。無理をして体調を崩したり、日常生活に支障をきたしたりする必要はありません。

現実的な対策方法


1. プロのハウスクリーニングサービスを活用

最も現実的で効率的な解決策は、専門業者によるハウスクリーニングサービスの利用です。


ハウスクリーニングの効果

水回りは内見時によく見られる場所です。

浴室、洗面台、トイレなどの水周りは日常的に使われるため、水垢、カビ、黄ばみなど、落とすまでに手間のかかる汚れがつきやすいのです。

このよう頑固な汚れをご自身で落とそうとすると、手間と労力がかかります。

ハウスクリーニングではプロが専門的な清掃を行いますので、売主が清掃するよりも効率的にきれいな状態にしてもらえます。


費用対効果を考える

不動産売却前のハウスクリーニングは必須ではありませんが、投資としての価値は十分にあります。

自分で行う場合の時間や労力、体力的な負担を考慮すると、合理的な選択といえるでしょう。



2. 部分的なクリーニングから始める

すべてを一度に行う必要はありません。特に重要な箇所から段階的に進めることも可能です。


優先すべき箇所

  • 水回り:キッチン、浴室、洗面所、トイレ
  • 玄関:第一印象を決める重要な場所
  • リビング:内見時に最も長時間滞在する場所


これらの場所だけでも専門業者にお願いすることで、物件の印象は大きく改善されます。



3. 不動産会社との相談

不動産会社の担当者に現状をご相談いただくことをお勧めします。

経験豊富な担当者であれば、業者の紹介や売却戦略に基づいた提案をしてくれる可能性があります。

解体更地渡しという選択肢


清掃に関するお悩みを根本的に解決する方法として、建物を解体して更地として売却する方法があります。


解体更地渡しのメリット

1. 清掃の悩みから完全に解放される

建物を解体してしまえば、室内の清掃について悩む必要がなくなります。

これは、清掃ができない状況にある売主様にとって大きなメリットです。


2. 買主の用途が広がる

更地として売却する方が良いケースと、解体にかかる費用について考える際、更地であれば買主は新築建築やその他の用途で土地を活用できるため、より多くの購入検討者にアプローチできる可能性があります。


3. 維持管理費用の削減

空き家状態の建物は、定期的な換気や清掃、修繕などの維持管理が必要です。

解体により、これらの継続的な費用と手間を削減できます。



解体にかかる費用

木造の解体費用相場は、4〜5万円/坪です。(※概算)

例えば、30坪の木造住宅であれば120〜150万円程度かかります。

この費用は決して安くありませんが、以下の要素を考慮して判断することが重要です。

  • 建物の清掃やリフォームにかかる費用
  • 維持管理にかかる継続的なコスト
  • 売却期間の短縮効果
  • 精神的な負担の軽減



解体を検討すべきケース

  • 建物の老朽化が著しく、大規模なリフォームが必要
  • 長期間空き家状態で管理が困難
  • 立地的に新築需要が見込める地域
  • 相続人が遠方に住んでいて管理が困難

税制上の特例も活用を

相続不動産の売却には、有利な税制特例があります。


相続または遺贈により取得した被相続人居住用家屋または被相続人居住用家屋の敷地等を、平成28年4月1日から令和9年12月31日までの間に売って、一定の要件に当てはまるときは、譲渡所得の金額から最高3,000万円(※)まで控除することができます。


この特例を活用することで、売却による税負担を軽減できる可能性があります。

詳細については税理士や不動産会社にご相談ください。

(※) 令和6年1月1日以後に行う譲渡で被相続人居住用家屋および被相続人居住用家屋の敷地等を相続または遺贈により取得した相続人の数が3人以上である場合は2,000万円までとなります。

無理をしない売却戦略を


完璧を求めすぎない

「完璧に清掃してから売却しなければ」という考えに縛られる必要はありません。

購入検討者の中には、「自分好みにリフォームしたい」と考える方も多く、むしろリフォーム前提で購入を検討される場合もあります。


現状での売却も選択肢

物件の立地や価格設定によっては、現状のままでも十分に売却可能な場合があります。

不動産会社と相談し、現実的な売却戦略を立てることが重要です。


買取サービスの活用

不動産会社による買取サービスを利用すれば、清掃や内見対応の必要がない場合もあります。

売却価格は相場より低くなる可能性がありますが、手間と時間を大幅に削減できます。

まとめ

相続した不動産の売却において、清掃ができないことで悩む必要はありません。現実的な解決策は必ずあります。


重要なのは以下の点です。

  1. 無理をしない:体調や生活に支障をきたしてまで清掃する必要はありません
  2. プロを活用する:ハウスクリーニング業者の利用は合理的な投資です
  3. 相談する:不動産会社の担当者に現状を率直にご相談ください
  4. 選択肢を知る:解体更地渡しや買取サービスなど、様々な選択肢があります


不動産の売却は、人生における重要な決断です。

無理をして体調を崩したり、過度なストレスを感じたりすることなく、あなたの状況に最適な方法を見つけていただければと思います。


私たちは、売主様のご事情に寄り添い、最適な売却方法をご提案いたします。

清掃に関するお悩みも含めて、どうぞお気軽にご相談ください。

あなたにとって最良の解決策を一緒に見つけてまいります。

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